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目録戦理戦いの要素統率状況判断戦略戦術大橋先生武岡先生・祈願・三陸皆様の心の復興 2011.3.11「 乃至法界平等利益自他倶安同歸寂光 」

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戦いの要素

戦いは、ある時間(Time/期間)に限られた空間(Space/地域)において、我々もしくは、その集団が目的・目標を達成しようとするときに生じる。その目的・目標達成における障害(困難)が「敵」である。戦いの三要素として我(エネルギー)と敵(エネルギー)と第三者的要素(時・地・中立勢力等)が考えられる。戦いを考えるとき「状況判断」はこれらの三要素を総合的に考える必要がある。エネルギーは戦闘力であり、無形的要素と有形的要素からなる。集団や組織の場合、無形的要素として、リーダー「将帥」の能力(指揮・統率、戦略・戦術、人格、等)とその集団・勢力の戦闘力(士気・規律、訓練、団結心、資質、等)があり。有形的要素として集団・勢力の人数、装備(武器)、資材、施設、資金(兵站)等がある。

作戦・戦闘は戦略・戦術を行動化したもので、外見的な状態である。戦略・戦術は内面的なもので、作戦・戦闘を内部から操縦するソフトウエアである。それは勝ち方に関する「理念」と考えられる。したがって戦略・戦術は作戦・戦闘の「頭脳」であり「心」である。故に、「状況判断」「作戦計画」及び「作戦」「戦闘」においては、これぞという「勝ち目」や「決め手」を持たないままの攻勢、持久等の通り一遍の計画や行動であってはならない。常に変化、交錯する情報の中で的確な「状況判断」を行うために目的・目標を確立させることは最も重要なことであるが、戦いに打ち勝つためには、それらの情報「戦いの要素」の中に「彼我の虚実」を見出し、明確な戦略・戦術に基づいた果敢な「実行力」が必要である。

現在の自分の置かれた状況を知り、的確な判断、行動を取るには、自分の力と自分を取り巻く情報(要素)をよく理解する必要がある。個人においては、自分の「判断の力」と「心」と「体」を自在に活用することに努力するが、個人(自分)がそれら個々の集まりである衆団を率いるためには別の情報・努力・工夫が必要である。 孫子の計篇における、道・天・地・将・法・兵衆・士卒・賞罰、及び十三篇の「各篇のテーマ」そのものが戦いの要素と考えることができる。

孫子十三篇の思想

--「孫子」(明、嘉靖刊本「孫子集註」底本)天野鎮雄博士訳・注(1975・講談社文庫)より --

  1. 一、計--兵は国の大事、死生の地、存亡の道の道なり。五事七計、道、天、地、将、法。
  2. 二、作戦--兵を用うるの法、日に千金を費やして然る後に十万の師あがる。役は再び籍せず、糧は三度載せず。敵を殺す者は怒なり、敵の貨を取る者は利なり。兵は勝ちを貴び久しきを貴ばず。
  3. 三、謀攻--
  4. 四、形--
  5. 五、勢--
  6. 六、虚実--
  7. 七、軍争--
  8. 八、九変--
  9. 九、行軍--
  10. 十、地形--
  11. 十一、九地--
  12. 十二、火攻--
  13. 十三、用間--

大友杏葉

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