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戦略・戦術 (Ⅰ) |
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戦略の語源はギリシャ語の詭計である。しかし、詭計が戦略ではない。 |
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詭計にも相当の労力と時間とが必要であり、下手をすると本来の戦力を減らす。責任ある将帥はこれを好まない。詭計よりも、明察力のほうが大切である。 |
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血を流すことを厭う者は、これを厭わぬ者によって滅ぼされる。 |
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敵の戦闘力の破壊という戦争本来の手段をなるべく使わないで済まそうとする戦略は誤りである。
しかし、敵の戦闘力を直接破壊することだけが戦略ではない。 |
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成功は、戦いに勝つことにより得られたものが最高である。 |
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戦略は戦術を準備する。いつ、どこで、どのくらいの戦闘力をもって戦うかを決める。 |
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戦略は戦術を収穫する。戦術的成果は、勝利でも敗北でも、これを取り上げて、戦争目的達成に利用する。 |
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戦術的成功がなければ、戦略的成果はない。 |
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大火は、小火がいくつ集まっても出せないほどの大熱を出す。 |
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十の力をもって一時間でできる仕事は、五の力をもって二時間でできるという理論は、戦争では通用しない。 |
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戦略の第一条件は、できるだけ強大な戦力をもって戦場に臨むことである。 |
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数の優勢ということは、勝利の諸要件のうちの一つにすぎない。 |
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戦略的には、最初から全戦力を使用すべきであるが、戦術的には、逐次に使用することもある。戦術上のチャンスはしばしば終末期の混戦中に生ずるからである。 |
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戦争の終末を考えないで、その第一歩を踏み出すことはできない。 |
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戦争においては、過望を抱くも、達成できることは稀である。 |
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